前回、お金を稼ぐには、まず「たくさん」を意識するというお話しをしました。
今回はその続きです。
どんな「たくさん」でお金を稼ぐか決める
「たくさん」というのは、それだけで人を惹きつけます。
たくさんの種類、たくさんの量。
バイキングや食べ放題などはまさにこれですね。
Amazonも、「たくさん」を極めた結果、世界的な大企業になりました。
小さくても、例えば愛知県の焼きいも専門店「やきいも丸じゅん」さんは、ねっとり系・ホクホク系、合わせて50種類以上を取り揃えている人気店です。
とにかく人は「たくさん」が好きなのです。
一方で、人は「たくさん」に敬意をいだきます。「たくさん」の向こう側に努力が見えるからです。
たくさんのラーメンを食べ歩いた人は、ラーメン評論家です。
たくさんの温泉に行けば、温泉コンシェルジュです。
たくさんの漫画を読んでいれば、漫画マエストロですし、集めれば漫画博物館だってできます。
例えば、アフィリエイターさんが意識する「たくさん」は、サイト数、記事数、PVなどですし、YouTuberのみなさんは動画数を意識しています。
今は、自分が持っている「たくさん」(の知識や経験)をネットで表現するだけで、お金になる時代なのです。
「そうは言っても質の問題もあるだろう。」
仰る通りです。
でも、エキスパート達は皆、口を揃えて言います。
「いきなり質は無理。まずは量!」だと。
例えば、あなたがブログを始めるとします。記事テーマをいくつ思いつきますか?
恐らく最初はそんなには思いつかないでしょう。質以前の問題で悩むはずです。
「たくさん」を実現するためには、やはりそれなりのインプットとアウトプットが必要です。
継続(長い期間)も必要です。
だからこそ、まずは「自分にとって比較的簡単にできそうだなと思うもの」を見つけることがポイントです。
大事なコトなので、もう一度言います!
「自分にとって比較的簡単」(でも人はやらない)なことを見つけられるように意識してみましょう。(ココもとても重要です!)
何かを見た時、「少しワクワクする」自分を発見できたら、それが候補の一つです。
仕事をしていて「ここだけは、なんか好き!」これも候補の一つです。
サラリーマン稼業だと、「いろいろなものを見ている機会・時間」は、やはり少なくなります。
会社での拘束時間、通勤時間は缶詰め、土日はあまり外に出ない・・・。
こうなると、どうしても「目にするもの」が限定されます。
例えば、大きなホームセンターで、いろいろなモノを見ているとワクワクするような方。
本当は、事務職よりもモノ作りが好きなのかもしれませんが、具体的に何を作ればいいかのヒントまではなかなか得られないですよね。
でも焦らないで大丈夫です。
そんなに簡単だったら、とっくに見つかってます(笑)
ちょっと意識して世の中を見てみましょう。
実際、相当にスゴイ事をやっても、無名の人がいきなりブレイクする確率は低いのですから。
活動費に充てるお金(予算)があまり無い場合
さすがに活動費の予算がほぼ0だと、範囲は限定されます。
そうなると、ほとんどの場合は、今の仕事に関連した事柄の着眼点や表現を変えて勝負していくしかありません。
社内立身とネタ作りの一石二鳥を狙って、「新たな仕事にチャレンジ!」するのもいいですね!
あるいは、身の周りにタダであるものを活用している例もあります。
〇 葉っぱビジネス
TVなどでご存知かと思います。
お婆ちゃんたちが、その辺に生えている葉っぱを採ってきて、飲食店に(おいしそうに見せるために料理に添える)卸しています。
山から採ってくるので、原価はタダです。
〇 ご当地マンホール
全国のマンホールの蓋のデザインを紹介して、ブログ等でマネタイズしている方もいます。
〇 オフィス不用品の転売
会社をたたむ、オフィスを移転するなどの際に出る不要品、実はほとんどのモノが廃棄されます。
それをタダでもらってきて、少し見栄えを良くして、各種サイトで転売している方もいます。
このような視点を持つことも、とにかく「たくさん」いろいろな事を見る機会や時間がベースになるのがお分かりになると思います。
また、少し予算が割けるのであれば、何と言っても面白いのは趣味にしているジャンルです。すでにある程度の量はお持ちだと思いますので。
日本人相手でなく、世界に向けて表現していくのも面白いですね。
ということで、まずはどんな「たくさん」にするかを決めましょう。
さらにお金を稼ぎたいなら「たくさん」に「付加価値」を加える
「たくさん」に個性を加える
簡単に言えば、ご自身のキャラクターです。
そのままで十分なものをお持ちであれば最高ですが、少し背伸びをして作ってもいいかもしれません。
簡単なのは「見た目」を変える、少し目立つようにする等です。
さかなくんが、このカテゴリに属すると言えば、分かり易いですね。
容姿のいい方なら、それだけで個性です。
すぐに「美人すぎる〇〇」とかって目立っちゃいますよね。(羨ましいです。)
「たくさん」の幅を狭める
一般的には「専門性」と表現されます。
これは、自分心が反応するものに限定して深堀りしていくだけでいいのです。
たくさんだけだと「詳しい人」止まりでも、この形になると「専門家」を名乗れるようになります。
今度はさかなくんではなく、大学教授や特定の魚の第一人者のイメージですね。
専門家のままだと学者臭くなるので、多少民間的なアレンジを加えてもOKです。
「たくさん」を複数持つ
これは少し大変ですが…。
既にたくさんを手に入れている方が、さらに増やすというイメージですね。
ですが、達成できたら1+1=3以上の効果があります。
この価値は「希少性」と呼ばれています。
例えば最近では、「唯一無二の存在たれ」のようなコピーで
- まずは1つのジャンルで100人に1人の存在になれ!
- そうしたら、次のジャンルでも100人に1人の存在になれ!
- これで、100 ☓ 100=10,000人に1人の存在になる!
なんていう話も聞かれますよね。
まとめ
まずはどんな物・知識・経験でもいいです。あなたが欲する「たくさん」を手に入れましょう。
そして、その「たくさん」に「付加価値」を加えれば、あなたの価値はさらにが上がります。
新たな収入を得る事は、もう難しくありません!しかもメチャ楽しいです!
是非、一人でも多くの方に、そんな経験をして欲しいですね。