お金にまつわる大切な話

時代は格差社会から切捨て社会へ ~ 加速する経済レース! 10年後の惨状を想定して、新たな収入源を確保すべき理由

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底辺層 格差社会

世界の経済レースは加速している!弱い会社は淘汰され、安穏と生きているサラリーマンは底辺を彷徨う時代へと突入

本当は、こんな脅かしみたいな記事は書きたくないのです。
でも、いよいよ世の中がヤバい雰囲気になってきたと感じませんか?

事業主の方。
こんな記事まで読んでくださるほどの方であれば、いろいろとお考えでしょうから特に心配はしていません。(呑気に構えている方、本当にヤバい方は、特段のアクションも起こしてないでしょうし。)

サラリーマンの方。
周りだけを見て「大丈夫!」と無理やり安心しようとしていませんか?
サラリーマンの平均収入は10年後にどうなっていると予想していますか?

恐らく、あなたの勘は正しいです。
社長さん達にはもう、仕事をやらない(できない)人を構っている余裕などないからです。

経営者は皆、かつてないほどの危機感を感じている

守之助は仕事柄、多くの社長さんとお話しさせていただきますが、皆さん本当に同じことを仰います。
それは「いつまで走れるかわからない」ということ。

経営者というのは、この世界の、特に経済においては先頭集団を形成している方々です。
イメージ的には、こんな感じです。

知識・経験・スキル・情報量。いずれも一般人の遥か先を行っています。

その方たちがこぞって上述のように言うのです。これは尋常ならざることと言えます。

 

なぜ、経営者が危機感を感じているのか

1.時代が進歩するスピードが加速度的に上がっている

特にテクノロジーの分野ではそれが顕著です。

AIの進歩や将来的な普及などについては、誰しもが感じていることと思います。
量子コンピュータの時代も、もうすぐそこまできています。

ただ、この程度なら私たち一般人でも知っていますが、本当に怖いのは、まだ呼び名すらついていない、これから生み出されようとしている新しい技術です。

巷間、シンギュラリティ(技術的特異点)が起こるのは2045年頃?なんて予想がされていますが、実際のところは誰にもわかりません。

何しろ、常人にはとても測りきれないほどの能力を持った世界のスーパーエリート達が、勝手に・好き放題にガンガン進歩させているのですから!

もはやイメージ的には、このレベルです。

相当なスピードで走っている経営者の方たちでさえ、一体先頭がどこにいるのか見えなくなっているのです。

世界のトップは、すでにブラックボックスと化している

世界のトップが今、何を考え・何をやっているのか。もはや想像すらできない状態です。

ただ、見えてはいなくても、確かに感じていることがあります。
それは「これだけ追いかけているのに、差が開く一方だ!」ということです。

経営者は皆、全力でトップを追いかけています。スタミナを気にして、ペース配分をしていられる状況にはありません。

「止まったが最後、そこで終わる…」そう肌で感じているからです。

 

2.巨大資本が世界を覆い尽くし、そう遠くない未来に日本も飲み込まれる可能性を感じている

今現在なら、GAFA(あるいはFANNG)と呼ばれる世界的な巨大企業です。
私達はもうGoogleやAmazonなしの生活なんて考えられないですよね。

そしてこれからは、アメリカだけでなく中国資本も脅威です。

例えば、EV(電気自動車)市場を牛耳られたら、トヨタでさえ、いつ飲み込まれてもおかしくない状況ですし、ドルの凋落が危惧されている中、世界的デジタル通貨や5Gの覇権を握られでもしたら、もう日本なんて中国資本に全て買われてしまいます。

金融の覇権、軍事の覇権、そして情報(AIやネット等)の覇権の行方。

もしかしたら10年後の日本は、「小日本省」として中国の観光地の一つになっているかもしれません。
(そんな事にはならないよ~、なんて思ってます?)

また、メディアではあまり報道はされませんが、別種の問題として「種子法廃止」や「農業競争力強化支援法成立」、「水道法改正」「入管法改正」など、着々と日本が侵食される環境が整えられていますし、当然ここにも外資が入り込んでくると予想できます。

※ これもかなり重要な事ので、ご存知ない方は絶対にググって入念に調べてください!(特にお子さんのいる方は!)

これら巨大資本の影響力が強まるスピードもまた、加速しているのです。

 

これからの時代、走らなければ切捨てられる

ヒドい表現ですみません。
でも、残念ながらそんな時代になります。

先にお話しした通り、もう経営陣には全く余裕がないのが現状です。

もっとわかり易くいえば、自分で走ろうとしない人間の面倒を見ている余裕などどこにもないのです。

もしあなたが社長で、全力疾走をしていたとしたら、いつまでもスタート地点で動かない社員を褒めておだてて何とかしようとするでしょうか?

今現在に比べれば、ひと昔前はまだ余裕があったので、社員教育や人材育成にも時間を割けました。しかし、もうそんな事をやっている余裕はありません。

仕事をしなくても、簡単にはクビにならない世の中ではありますが、だからこそ、成果を出さない人の給与額を極端に抑え込むことで、企業は生き残ろうとするでしょう。

今後は、給与基準や査定方法などを見直し、自ら動く人とそうでない人を「厳格に分けていく仕組み」が導入されるはずです。

10年後、仮に査定が低かったとしたら、一体年収はいくらになっているのか…

 

まとめ

楽観的に考えるのは、基本的には良いことです。

しかしそれは、現実から目を背けること・(他人任せで)なんとかなるだろうと思うこととは別の話です。

今は情報が溢れていますので、ちょっとググれば大抵のことはわかります。

「知ろうとしないやつにわざわざ教えるほど、世の中は親切じゃないだけさ」

これ、ホリエモン氏の言葉です。実にシュールですね。

悲しいことに、世の中は、あなたがどうなろうと大した興味は持っていません。

「動こうとしないやつをわざわざ助けるほど…」でもいいでしょう。

これには私も完全に同意します。
というより、残念ながら、動く気のない人をどうにか出来るほどの力はないのです。

でも動ける方なら、動いたほうがいいですよと提案します。
(実際、あなたの知らないところで、コッソリ動いている方がたくさんいるのを私は知っています。)

これからの時代、何もせずにジッと耐えているだけというのは、相当リスキーです。

今の20代の方々は、その空気感を肌で感じてますし、若いのでエネルギッシュに行動しています。

心配なのは、ガッツリ昭和の価値観で育てられた30代~40代の方ですね。

なまじ経験があり、それなりに昇給もしているので、簡単にはそれを捨てられないのです。

定年も延長されるでしょうし、そもそも、それまで今の会社が持つのかという問題もあります。

一方で、切捨てられる役割の人も、それはそれで社会が(養分として)必要としています。

好きな事・やりたい事で頑張って(収入を得て)みようと思うか、70歳の定年まで、苦痛ともいえる仕事を延々と続けるか。

どんな選択をするかは、各人の自由ですからね。

 

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