お金にまつわる大切な話

お金を稼ぐ・幸せになる! 絶対条件は「2人の自分を認識して正しく操る」こと

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幸せは頭とカラダ(心)

「2人の自分」とは? 例示と対策

2人の自分、それは「頭の自分」と「カラダ(心)の自分」です。

この2つはほとんどの方が連動しません。
頭でやらなければと思っても、カラダが嫌がってやれないケースは多々ありますよね。

なので、シーン毎に

  • どちらに、より働きかけるかを意識する。
  • 求める結果を出すために、どうするかを考える。
  • それを実行する。

という、「自分をウマく操る方法」を実践しなければ、夢や目標には近づけません。

例1)親子の場合

2人の自分がいることを認識し易い典型例は「勉強しなさい!」です。

誰しも、子供の頃一度は言われたことがあると思います。
子供だって、勉強しないよりはした方がいい事くらい知っています。

それでも、素直に従って勉強し始めるのは難しかったのでは?

結果に繋がらないのであれば、これは「発する意味のない言葉」です。
どころか、『うるさいな、もう!』というイヤ~な気分になってしまうのがオチです。

特にカラダが嫌がるようなものは、頭に対していくら話をしても、カラダは言いことを聞きません。

子供に勉強をさせたいなら、勉強は楽しいものだと思わせる。
そもそも勉強と感じさせず、(何かを)できるようになることは楽しいことだと思わせる。

ウマく操る親は、カラダのほうに働きかけるアクションをします。
子供に喜びを感じさせて、もっとやりたいという気持ちになるように誘導するんです 。

娘とお父さんの仲が、あまり良くないような場合も同じです。
「言う」のではなく、「(発する言葉や行動で)引き付ける」が正解ですね。

頭に言うより心に響かせる

「お父さんの言う事を聞いたら、いい事があった!」
「お父さんと〇〇をしたら楽しかった!」

そんなことを重ねれば、関係は自然と良くなります。

知り合いの社長さんは
「私は家族との会話のなかで、話す力、聞く力、考える力を伸ばせるよう意識させてます。
将来に向け、親として出来る事はそれくらいですから。」
とのこと。さすが経営者!

「伸びる=喜ぶ ⇒ 喜ぶ=伸びる」
人間なんて単純ですから、このサイクルを作るだけで潜在能力を引き出せます。

例2)サラリーマンの場合

① 自分に対して

「帰宅してスマホゲームをやっても人生は変わらないよ。」
頭はそう言っているのに、ついついやってしまう。

「本当は〇〇をしたほうがいいに決まってる。」
わかっていてもなかなかやれない。

「土日にやろう…」
で、結果はこんな  (笑)
休日はグッタリ

方法論としては、子供に接する場合と同じです。

「やってみたら、いい事があった!」
「ワクワクした!」

こんな成功体験を自分にさせてあげればいいんです。
是非、1歩でも幸せに近づいている実感を自分自身に感じさせてあげてください。

少なくとも、自分で意味のない時間だと感じるような過ごし方はやめるように工夫してみましょう。

② 部下や後輩に対して

部下等に置き換えて考えてみましょう。
部下にもやはり2人、頭とカラダの自分がいます。

なので、部下に幸せを感じさせてあげられるようになれば、その技を自分に応用できるワケです。

あなたが、さらに有能な上司になるチャンスでもあります。

自分なら、こう言われたらやっちゃうなぁ。
こんな事からなら、今すぐにでもできるなぁ。
そう思わせるように持っていけばいいだけですからね。

巷には「部下のやる気を引き出すコーチング!」みたいな本もたくさんありますよ。

え? それを自分に読ませられない?(笑)

例3)オーナー社長の場合

オーナー社長の場合の「2人」はこうです。

頭の自分=株主等としての自分
カラダの自分=社長としての自分

頭では「何か新しい事をしないと将来の売上に不安が残る」と思っていても、時間的・体力的・気力的に余裕がなく、なかなか難しい。

スタッフに任せたい事は山ほどあるが、それも相当に不安だ。
そう思いながら、時間は過ぎていく…。

仮に社長を外部から雇ったとしたら、その社長にどのように働いて欲しいか。
それができれば理想ですね。

「ケツを叩いてくれる人がいない」
社長という、Topであるがゆえの悩ましさの1つです。

カラダの自分を喜ばせれば、お金を稼げる・幸せになれる

「幸運は、天から降ってくるもの」
「座右の銘は、濡れ手に粟」
ここでの話は、こういう人には全く関係ありません。

何かを達成するには、カラダの自分が頑張るしかないという事を既に知っている方向けです。

アカ雄
スポーツと同じだ!

エモ美
勉強と同じね。

そうなんです。今までの人生でサボってばかりの人には、理解できないでしょうね。
守之助

幸せになるための方法1:自分を律する

自分で自分のメンターになるということですね。
誰からも、何も言われずに進んで勉強に取り組めるタイプの方です。

頭の自分が圧倒的な力を持っている。
頭の自分を絶対的に信頼しているカラダの自分がいる。

こんな風になれれば、考えたら即行動に移して結果も出せます。
ただ、そういう方は少ないですけど。

幸せになるための方法2:環境を作る

勉強なら、塾に通う・家庭教師を雇う等、強制的にそれをやる環境を作るということです。

一流のスポーツ選手だって、そこに至るまでにはスクールに通ったり、コーチについたりしているます。

教えてもらう意味もありますが、何より練習せざるを得ない環境、もっと言えば上質な環境を作ったことが大きいはずです。
ライバルの存在もあるでしょう。

いずれにしても、1人で練習して上達するのは、とても難しいことです。

幸せになるための方法3:コストや時間と比較する

方法の1も2も気が進まない場合。
まず、確認したいのは、あなたは自分や家族の幸せを本当の意味で望んでいるのかという事です。

私の経験でも「お金欲しいです」「幸せになりたいです」「頑張ります」
口ではそう言っていても、実のところはこんな人↓が結構います。

蟻のフリしたキリギリス

こうではない方にだけ提案します。

「自分の幸せの価値を計算してみましょう」

自分の人生に、家族との幸せにいくらの値段をつけますか?

方法1が出来る力がある方。
このまま放置して、時間が過ぎ去ることで失う価値はどの位ですか?

方法2なら出来る方。
ライザップで痩せようと思うなら30万円です。
これ高いですか?

ライザップ云々という話ではなく、自分に投資する30万円が高いと思うのであれば、それは自分の人生は安い・価値がないと言っているのと同義です。

それは自分に足して失礼ですよね。
痩せるのに30万円なら、自分と家族の幸せに100万円以上の予算を組んだって、全くおかしくありません。

逸失利益を意識すれば、方法1か2に取り組もうと思えますよね。

ちなみに、環境を整える・選ぶ際のポイントは、ここまでの話と同じ視点で、つまり「あなたをワクワクさせてくれるか・喜びを感じさせてくれるか」です。

まとめ

今回の目的は、自分に優しくしてあげることです。
そして優しくとは「本来、手に出来る幸せをむざむざ手放さない」ことを指しています。

自分には出来ないんじゃないかという不安。
何とか努力せずに結果にありつけないかというムシの良さ。
人間ですから、当然そんな「感情」はありますよね。

一方で、自分や家族の幸せにいくらの価値があるか・努力に見合うかという「勘定」もあります。
当ブログのタイトル通り、まさにその2つのせめぎ合いでしょう。

【あなたに問う】
5年前の自分に『〇〇だけはやっておけ』と言うとすれば、何と言いますか?

この答えが、今あなたがやるべきことです。

あなたが何を言ったのかは、私にはわかりません。
でも、もしあの頃やっていれば、今より幸せになれていたと感じている内容のはずです。

そしてまた5年後。同じことを言いたいですか?

頭とカラダ、2人の自分を上手に操って、是非自分に優しくしてあげてください。

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