「お金持ちになる」ということは、イメージ的には「外国に行く・外国に住む」のと同じです。
そこでヘタを打たない、最悪、命を落とさないためには、生き残るためのマイ・ルールを確立する必要があるのです。
この部分、投資も全く同じですね。
お金持ちの世界は、別の世界と心得よ
仮想通貨マンの多くが憧れている、お金持ちの世界。
でも、皆さんが思っているほど、華やかで楽しいことばかりではありません。
例えば、初めての国に旅行に行く場合、事前にネットやガイドブックなどを見ますよね。
そこには、綺麗な景色や名所がたくさん並んでいるはずです。
そして「いつか住んでみたいなぁ」などと夢を膨らませるかもしれません。
でも、実際にそこに住むとなるとどうでしょう?
その国の文化や習慣、立ち入ってはいけない場所など、注意すべき点はたくさんあるはずです。
同じように、お金持ちの世界に足を踏み入れるのであれば、予め「注意すべきこと」を押さえておかなくてはなりません。
お金持ちの世界で、あなたが最後まで生き残るための、マイ・ルールをきちんと見つけなくてはなりません。
そのようなものは、数えきれないほどあるのですが、大きく分けて2系統あります。
1つは「精神的なもの」
わかり易いのは、見栄にまつわることです。
一般的に、中途半端な成功体験は、勘違いを生みます。
「自分は凄い!」とか「お金はたくさんある!」などなど。
もちろん口には出しません。でも、心の中で思ってるんです。
そうすると。。。つい張りたくなるんです、見栄を!
お金持ちは、成り上がりが嫌いです。
それは、基本「お金しかない」からです。
お金はあるのに、なぜダメなの?
だって、お金持ちは、みんなもう既にお金はあるんです。
言えば「あって当たり前」のモノです。
そんな中、「わずかなお金だけ持って入ってきた新参者」をどう思うでしょう?
例えば、お金持ちの人は、抽象的な言葉を大切にします。
ごく簡単な言葉なら、例えば「時は金なり」という諺があります。
「お金のために時間を差し出している庶民」が、この言葉の本当の意味など理解できるはずもありません。
では、相場の格言「勝とう勝とうは負けの元」
これならどうでしょう?
フラッシュ・バックを感じた方もいると思います。
でも、仮想通貨をやった事のない人は「文字通りの解釈」しかできませんよね。
それと同じです。
お金持ちは、そこに至るまでにかなりの努力をしています。
それに伴い、庶民には想像もできない経験もしています。
なので、シンプルな言葉を聞いただけで、その瞬間、過去の数多の経験が走馬灯のように駆け巡るのです。
一方、庶民は努力から逃げて経験量も少ないので、そういう抽象的な言葉に感じるモノがほとんどありません。
「ふ~ん、でもそうだよね~」と軽く流してしまいます。
つまり、深みを滲み出せるだけの経験量がポイントです。
なければ、「だって、〇〇君と一緒にいても、底が浅くてつまんないんだも~ん」と仲良くしてくれないのです。
ここで、意地や見栄を張ると、状況はさらに悪化します。
認めてもらおうと必死になって、背伸びをしてお金を使うんです。
このサイクルを一度回し始めてしまうと、そう簡単に止めることはできません。
高収入サラリーマンが高額なマンションを買ったあと、近所と張り合おうとして、さらに高級車を買ったり、バカっ高い子供の(私学)教育費でウンウン唸っているような話、聞いたことないですか?
見栄を張るのは、ビジネスで言えば「粉飾(決算)」です。
東芝はどうなりましたか?
見栄を張っても、いい結果につながるべくもありません。
そのほかにも自尊心や欲など、自分で自分を苦しめる結果となる要素はたくさんあります。
「たとえ〇〇でも、絶対に〇〇はしない!」
こんなマイ・ルールが、いくつも必要なのです。
もう1つは「環境的なもの」
世の中には「金の匂いに群がるハエ」がたくさんいます。
たとえば、昔跋扈した「ネオ・ヒルズ族」、その流れをくむ「各種情報商材系」などです。
金の匂いを嗅ぎとって、ウマいこと巻き上げてますよね。
「仮想通貨系YouTuber」などもそうです。
(私たち仮想通貨マンを含め、客層も基本的にはハエなので、仮に餌食になったとしても共喰いってことで、特に同情の余地はないですけどね。)
この辺りのハエはレベルが低いので、取り込めるのもせいぜい庶民層だけですし、被害額も大したことはありません。
でも、「お金持ちの世界で生きているハエ」は次元が違います。
まず、とても狡猾です。
本当に頭が良いです。
そして、ハエなのに殺傷能力もケタ外れです。
もう「Super-fly」です。
(すみません m(__)m でも私、越智志帆さんの大ファンなんです!)
仮想通貨系YouTuberなら、数十万から数百万円程度の「小銭」被害で済みますが、コチラのハエは「最低ロットが〇千万円~」です。
「億」だって当たり前です。
仮に億り人になったとしても、そんなものは「根こそぎ」イカれます。
しかも、一見しただけでは、とてもそれとはわかりませんし、「入り」があまりに巧妙なので、仕掛けられたが最後、素人さんではまず逃れることはできません。
見栄や自尊心、欲などを(ステルス攻撃で)それはそれは見事に突いてきて、もはや、一種の芸術です。
でも、ここで想像してみてください。
1匹じゃないんです。
そんなのが、大挙して押し寄せてくるんです!
場合によっては、ヤ〇ザやマ〇ィアも絡んできます。
それ全部かわす自信がありますか?
先ほど、見栄の話をしましたよね。
例えば、SNSで「自分、(仮想通貨)〇〇の〇枚ホルダーです!」なんて自慢している人がいます。
キャバクラで豪遊しながら「俺、〇〇億円持ってるぜ~!」なんて自慢している人がいます。
うっかりロック・オンされたら、どうするんでしょう???
こういう先を見て行動しない人はヤバイです。
あなたが仮に億り人になっても、こんな事は決してしませんよね?(釘刺し!)
オーナー系大企業の社長さん宅には、監視カメラがたくさん(その物々しさを見たことありますか?)ついていますし、例えば、私の釣り仲間の社長さんなどお金持ち諸氏は、代表取締役という肩書の記載のない名刺を使っています。
まるで嘱託社員であるかのように、「ボクには、何のチカラも権限もお金もありませ~ん」という顔をしてます。
でも、こんなのは、身を守る手段のほんの1つに過ぎません。
もっともっと身につけなければ餌食です(笑)
その他にも、陰湿なことをしたり、時には刺しに来る「妬み蠅」や「泥棒・強盗蠅」など、数も種類もバラエティーに富んでいます。
お金持ちの世界は「ハエの世界」でもあるのです。
まとめ
世の中は、基本的にトレードオフの関係にあります。
「いい事しかない」というモノは、ほとんどないと言っても過言ではありません。
そんな中、今回は「お金持ちの世界」をテーマにしました。
そして、お金持ちになる前に、是非勉強していただきたいということをお話ししました。
実は、今あなたが歩いているその道の先には、(見えないだけで)かなりの数の落とし穴がポコポコと口を開けて待っているのです。
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とてもネットやSNSでは話せないような事が、まだまだたくさんあります。
(断片的なものは、たまにニュースなどでも報道されますよね。)
お金持ちの世界が、庶民の生活の延長線上にあるなんて甘く考えていると、まず何らかのカタチで、きっつ~い洗礼を受けます。
とにかく、経験上言えるのはお金持ちは、時に命懸けということです。
私なぞに過度な期待をされても困りますが、それでも、今までかなりの事例を見てきましたので、少しはお力になれると思います。
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