お金にまつわる大切な話

簡単な言葉の解釈1つが「自分の可能性を潰す」

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言葉の解釈を大切にしよう

言葉の解釈を間違えると「人生を損する・失敗する」

抽象的な言葉・単純な言葉ほど、実は奥が深かったり、解釈の幅があったりします。

そして大抵の人は、自分に都合のいいように解釈します。

でもそれが、自身の可能性を潰したり、妙な失敗に繋がったりします。

そんな例をいくつかみてみます。

等身大

この言葉、よく聞きますよね。
でも多くの方の受け止め方が、少し違うような気がします。

「無理しなくていいよ」「自然体でいいよ」
確かにそこは重要です。
でも、「常に無理しなくていい」という意味ではないのです。

この言葉は、「時には無理しろ!」って言ってます(笑)

この言葉が、一番言いたい事。
それは「自分の体の大きさを そしてその能力をフルに活かしきれ!」ということなんです。

もちろん、それをず~っと続けられるわけはありませんから、たまには休むことが必要です。

ただ、「ご自身が持っている本当の力を出し切らなければもったいない」「そうしない人は自分に対する優しさが足りない!」ということを伝えたい言葉です。

そして「等身大」ですから、「身体の大きさそのものをもっと大きくしていく」「それによって、さらに力が出せるようになる」そんなことも意味しています。
筋トレみたいなものですね。

「等身大」で余すことなく、自分の力を使い切っていますか?

 

地に足をつけて

この言葉は、上の「等身大」と非常に関わりがあります。

「地に足をつけて、〇〇。」

例えば、「地に足をつけて物事を考える」「地に足をつけて生活する」など、特にギャンブルや勝負事など、「一攫千金を狙うようなスケベ心」を諫める際によく使われる言葉です。

でも、先の等身大と同じです。

なにも地に「常にベッタリ」足をつけていなければいけない、ということではありません。

別に背伸びしてもいいんです。

地面に足がついてますよね。

もっと言えば、走っている時だって浮いてる瞬間はあります。
でも、地に足をつけなければ、推進力は得られません。

そんな意味でです。

つまり、「自分の力で」「自分の力の及ぶ範囲で」頑張ろうよ!という意味です。

逆の例。

では背伸びではなく「台」に乗っていたらどうでしょう。

確かに周りからは、より大きく見えますよね

でも、とても不安定です。

台が壊れたり蹴られたりしたら、落ちて転んでしまいます。
少しだけ横に移動したいと思った時も、一旦は降りなければなりません。

地に足をつけていれば(たとえ背伸びであっても)そういうことにはならないんです。

台の上は「化けの皮が剥がれ易い」とも言えますね(笑)

 

苦労は買ってでもしろ

この「苦労」という部分が、何を指しているのかが分からなければ、人生大損します(笑)

普通は、苦労 = 苦しいこと・辛いこと・嫌な事と考えます。
↓ ↓
当然、避けたいなぁ・やりたくないなぁ、そう思いますよね。

この苦労を 文字通りの「苦労」と捉えると、とんでもない事になります。

ブラック企業で毎日堪えているだけの人。
誰がどう考えても間違ってる労働環境で、耐えて働くなんて苦労は意味がありません。

だって、そこで歯を喰いしばりコメカミに青筋を立てながら、「ポジティブ思考!ポジティブ思考!」なんてブツブツ唱えていたら、ヤバくないですか?

そう、単純に苦労すれば良しということではないんです。

この場合の苦労というのは、「経験」を指しています。

どんなことでも、いいんです。

例えば、高校生の頃の文化祭では、何をやるかをみんなで決めますよね。
その時に、「なるべくラクなものがいい派」と「面白いこと・楽しいことをやろう派」に分かれると思います。

でも、楽しいことをやろうとすれば、結構大変な作業をする羽目になりますから、そこでみんな、心の葛藤があるわけです。

それでも、ポジティブ思考のクラスメイトが多ければ、みんなで頑張って楽しいことをやり遂げようよ!となりますよね。

そして、協力し合いながら、工夫し合いながら、無事に文化祭を成功させる。
その時に得られるもの全て、これが苦労です。

仕事でも同じです。
新しいことにチャレンジしようとすれば、当然苦労はありますが、その時に苦労と言う名の経験も得られるのです。

新しい知識が必要です。だから頑張ります。

新しい技術が必要かもしれません。だから頑張ります。

新たな人脈も必要でしょう。これも頑張ります。

それらが経験です。

その経験から、さらに副産物が得られます。
それをノウハウや知見と言ってもいいでしょう。

これが後々活きてくる事、そして、それが実際にどれぐらい自らの人生において重要なものであるかは、経験した人でないと分からないんです。

もちろん、全てがうまくいくわけではありませんが、それでも、うまくいかない方法を学んだというのも、これまた経験なのです。

この経験の量が、その人の魅力になります。新たな人を呼びます。
もちろん直接的にお金に変わる場合もあります。

「お金がなくなるから嫌だなぁ」と経験を避けていると、いわゆる「経験貧乏」になります。

経験貧乏は、実はお金の貧乏よりもはるかに危ない橋だということに気が付かなければ、一生腰が引けたまま、格差社会の餌食になってしまうんです。

苦労=経験、それは別の言葉で、

・プロフィール
・学歴
・スキル
・経歴
・資格

等とも表現されます。

呼び方は様々ですが、このようなものは、金銭的な資産とは別物なので、私は「経験資産」と呼んでいます。

この資産は、お金と違って使っても無くなりません。
(メンテやバージョンアップしないと陳腐化はします。)

というか、使うほどにお金を生みます(笑)

(この部分、「経験資産とは? ~「経験貧乏」の末路が「底辺層」となる理由」をお読みください。)

本来、お金を払って買う価値のある苦労ですが、なんと仕事を利用すれば、お金を払うどころか、逆に貰えて、なおかつ苦労(経験)もできる。

そう考えれば、どこに就職するか、どんな仕事をするかの選定が、いかに大切かもお分かりになると思います。

今の環境で、いい苦労が出来ていますか?
今の環境を無駄にしていませんか?

このご時世です。
決断に残されている時間は、そう長くはありません。

 

まとめ

こんな解釈は、「(表面上の)言葉をそのまま受け取る」と起こります。

表面的ではなく・単一の解釈にとどまらず、少しだけ「そのほかにどんな解釈があるかな?」と考えてみると、意外と面白いことに気が付きますし、自分で気付いたコトというのは、とても大事にするので「その後」が変わってきます。

冒頭で言いましたが、多くの場合、「自分に都合のいいように」解釈します。

そしてそれが、自身の可能性を潰したり、妙な失敗に繋がったりします。

これも本を読まなくなり、「知恵」よりも「情報」が重宝がられる時代の弊害なのかもしれません。

(本を読むっていうのはいいですよ。ネットなどより「行間」や「裏」が読めるようになります。)

是非、日頃から「身近な言葉の解釈例を複数考えてみる」という事をしてください。

きっと生活が変わります!(断言!)

 

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